宿泊費用を安く済ませたい
安く宿泊したい時、みんなどうしてるんだろうかと思う時があります。
比較的安い宿泊施設というと、ビジネスホテルやカプセルホテルなどがあると思います。
ただカプセルホテルは大きい都市の駅近くなどしかなく、あまり郊外にはない感じがします。
無料や格安のキャンプ場なども手段の一つだとは思います。ただ冬はそれなりの装備がないと厳しいかもしれません。
車の移動なら問題ないけど、電車や徒歩の移動でテントや寝袋など一式持って行くのは何かと大変でしょう。キャンプが目的ならいいのですが、ただ宿泊のみが目的なら面倒な気もします。
自分はよくとにかく安く宿泊したいと思うときは、ネットカフェを利用します。
ネットカフェは24時間営業で、普通の座席の他に、たいていブース席もあり、そこではパーテションに区切られた2畳程度の空間になっている感じのものが多いです。
先日、広島のネットカフェ「快活クラブ」五日市駅前店を利用して1泊しました。
料金はこんな感じ。↓
とりあえず以下は快活クラブについての話で進めたいと思います。
快活クラブの1人用のブース席は大まかに リクライニングチェアのあるリクライニングシートのブース と フラットシートのブース に分けられると思います。
↓参照
横になって寝ることを考えたら、
フラットシートのブース もしくは フラットシートの完全鍵付き個室 を選ぶのが良いと思います。
フラットシートのブースはその名の通り2畳程度のパーテションで区切られたマットの敷かれた空間に座椅子とパソコンが置かれているだけで、人が横になったりして休むことができるブースです。
ただパーテションで区切られてるだけで、天井付近は壁がなく、隣のブースの人が物音を立てたりすれば聞こえてきます。
完全鍵付き個室はその名の通り、完全な個室です。隣の声や物音は聞こえてきません。大きさは天井の高いカプセルホテルといったところでしょうか。広さもブース席とそれほど違いはありません。
プライバシーをより確保したい人には向いているでしょう。
自分はその日は完全鍵付き個室を使いました。
12時間パックで3773円(税込で実際には4150円の支払い)でした。
料金は後払いです。また入店時に〇〇時間滞在します、などと言う必要もありません。
退店時に支払いをするのですが、滞在時間に合わせて、その時の一番安い料金パックで自動的に計算されます。支払い方法は現金のほかクレジットやpaypayなども使えます。(ただ快活クラブ全ての店舗で使えるかどうかは不明)
自分は完全鍵付き個室を使いましたが、もしブース席を使ってなら12時間パックで2500円(税込2750円)で済んだと思います。
しかし自分は寝ている時、結構いびきをかくらしいのです。そのためブース席にすると周囲にその音で迷惑をかけてしまうことになるため鍵付き個室を選びました。
これは逆に考えると自分自身がいびきをかかなくても、そういう客が近くのブースにいたら、そのいびき音に悩まされる可能性があるということかもしれません。
またブース席はたいていの店舗にありますが、完全鍵付き個室はない店舗も多いです。事前にネットなどで確認する方がいいと思います。基本、大都市の駅前にあるような店舗はない感じがします。郊外の店舗の方が多いような気がします。
また大都市の中心にある店舗には駐車場が基本ないようなので、車で移動するときはそのあたりの注意も必要でしょう。
またナイト8時間パックというのもあるのですが、例えば夜10時に入店して、ブース席をとり、翌朝6時までに退店すれば、税込1800円の支払いで済みかなり安くあがります。しかし自分はちょっとそれはしんどいので12時間にしました。
あとお店の利用にあたっては会員登録しなければならず、370円?ほどかかるようです。しかし1度登録すればその後はずっと使うことができます。
また料金表を見ると土日は200円ほど高くなるようですね。
そして快活クラブは全国で展開しているので、店舗によって料金も少し変わってくると思います。
宿泊に快活クラブを使うメリット
・漫画、雑誌が読み放題、漫画好きなら時間はかなりつぶせる
自分も漫画は4冊くらい読みました。
・ドリンクバーで飲み放題、ジュース、コーヒでもお茶でもコーンスープでも
ソフトクリームまである
・飲食物は持ち込み自由、途中店を出てもOK、途中でコンビニなどで買い物しに行ったりもOK
しかしなぜか店で提供される食事や店内で販売されてるお菓子などは専用スペースで・・なぜ?
・朝食の時間帯にパン食べ放題 自分は3枚食べました
4150円がカプセルホテルなどと比べてどうか・・・?というのもあるかもしれませんが、自分的には漫画や雑誌が読み放題だったりドリンクバーで飲みほうだい、朝にパンが無料で食べられる、といった部分も勘案すると高いという感じはしていません。それに鍵付き個室ではなくブース席にすればさらに安くできます。
注意点
しかし実際に宿泊として利用して感じたことがあります。
冬は店内の空調はあるものの寝るには正直寒い、という点です。
鍵付き個室はまだマシですが、以前ブース席で寝ようとした時寒くて寝られなかったことがありました。ジャンパーを着込んでもやはり寝るとなると寒さを感じます。
そこで、寝袋があるとかなり快適になります。夏用のものでもいいかと思います。
自分はキャンプでも愛用しているモンベルの夏用のダウン寝袋を使用しています。
モンベルのダウンの寝袋で一番安いやつです。
ダウン製は化繊のものと比べてやはりコンパクトに収納できるため電車などの移動では圧倒的に持ち運びは楽です。かつ夏用のものであればリュックなどにも入れることも簡単です。
ただ、ダウン製は高いんですよね…自分の持っている#5でも22000円しました。
まあ、もともとキャンプで使っているものであり、わざわざネットカフェ宿泊のために買った、という感じでもないものでして。
しかし車での移動でしたら、それほどコンパクトにこだわる必要はないと思います。
化繊のものはダウンに比べ安いものも多いし、最近ではDAISOで1000円くらい?で売ってるやつもありますし。
あと店内BGMが気になる人は耳栓なども用意した方がいいかもです。
それと歯ブラシなどの歯磨きセットもあればいいかもしれません。ただ歯磨きするような洗面台はないので自分は こそこそトイレで歯を磨いてました。
シャワー室を利用すればそこで歯磨きできたのでしょうが、有料なので自分は利用しませんでした。
あと先ほども触れましたが、快活クラブでは食事の提供しており、色々と食事を注文できます。しかし店内提供のものは鍵付き個室の中では飲食できません。専用のスペースがありそこで飲食しなければなりません。ところが、店外で買った持ち込みの飲食物は鍵付き個室の中で飲食できるのです。え?なんで?とは思うのですがそういうルールらしいです。
なんか警察の指導によりそのようにしてる?とか書いた張り紙が店内にあったようなので、多分旅館業に関する法律や風営法的な問題なのかなあ??と勝手に想像してます。
これはあくまで鍵付き個室の話で、ブース席では、店内提供のものも店外で買った持ち込み飲食物もブース席内で飲食可能です。
実際、ホテルで寝るような快適さでは劣るとは思いますが、ネットカフェなりの良いところもあって、考え方次第ではこういう宿泊もありかなとは思ってます。
のとろ原キャンプ場に行ってきた
行ったのは2022年8月の中旬。標高700mくらいのところにあるので多少は涼しいかと思ったのですが、やはり暑いです。31、2度くらいだったかと。
下の写真が管理棟で、ここでチェックインです。
ゴミステーションです。燃えるゴミから、缶、ビン、ペットボトルなども捨てられるようです。やはりゴミが捨てられるキャンプ場というのは何かとありがたいです。
管理棟に前には野菜が売られていました。
管理棟の前には売店もありました。
この売店で ひらめバーガーというのを買って食べました。このキャンプ場のある鏡野町では淡水魚のアマゴのことを「ひらめ」というそうです。
美味しかったです。
管理棟の横に自動販売機もあります。夏でも冷たいジュースやビールが飲めるのはありがたいです。
またひらめの釣り堀もあって、竿なども貸し出しているようです。下の写真がその釣り堀です。小さい池のようなところで、一度に多くの人が釣りをするには少し狭いかもしれません。
これは のとろ原キャンプ場全体の案内図です。
このような遊具などもありました。子供にはいいかもしれません。
しばらくキャンプ場内を散策した後、自分のテントを指定されたサイトに設営しました。
標高がある程度高いキャンプ場とはいえ、設営後は汗だくになりました。
やはり8月の中旬は暑いです。
遠景はこんな感じです。自分の区画は木々の多く、木陰もあり夏にはありがたい場所だったと思います。
このキャンプ場のいいところは、サイトのすぐ近くに温泉があるところです。徒歩ですぐいけます。汗もかなりかいたので温泉に行きました。
上の写真の のとろ館というのはレストランのようです。温泉「天空の湯」はこの隣にあります。
天空の湯、という名前だけあって、ここの露天風呂の眺めはかなりすごい。
市街地にある健康ランドなどにある露天風呂は本当に真上の天井の空しか見えない感じですが、ここは山の中にあるのでお湯に浸かりながら山を見渡す事ができます。
写真も撮りたかったですが、お風呂の中ではさすがにそういう訳にもいかず・・・
テントに戻り、焚き火で肉とか焼いて夕食に。
翌朝はカレーメシ食べました。自分はキャンプでよくカレーメシを食べます。
カップラーメンみたいにお湯を入れるだけで米が食べられるので便利です。
朝食後、帰宅しました。
ここは色々と設備も充実して便利で良いキャンプ場だったと思います。
特に温泉は良かったです。
蒜山キャンプに行ってきた
蒜山高原キャンプ場に行ってきました。
全国でリゾートホテルを展開する「休暇村」の施設の一部になるキャンプ場です。
駐車場に着くと目の前にあるこの建物でチェックインです。
キャンプ用品のレンタルもやっているようです。
チェックインした建物の隣にゴミを捨てる場所があります。この建物の中にゴミを捨てるようです。時間も決まっていて朝8:30〜11:00までのようです。
区画サイトでテントを張ります。この下の写真のような感じのところです。
近くまで車を乗り入れることができないので、駐車場から歩いてテントや色々キャンプ道具を持っていかねばなりません。往復で2〜300mくらい歩く感じになるかも。
隣に車を横付けできオートサイトもありましたが料金も高めなので、この一番安いサイトにしました。
下の写真は区画サイト近くにある炊事場です。
下の写真は区画サイト近くにあるトイレです。あまりきれいではなかった感じで。。。
こんな感じでテントとタープを設営しました
8月の中旬ということもあり、気温はかなり高いです。31度くらいはあったと思います。
標高600mくらいのキャンプ場なので平地よりは涼しいと思っていましたが、それほど違いも感じられませんでした。テント設営後は汗だくになりました。
テント設営の後、近くをぶらぶら散歩しました。
これは水辺の植物園というところです。
車を横付けできる料金の高いオートサイトの敷地の一角にあるサニタリー棟という建物です。
サニタリー棟の中は休憩室やトイレ、コインランドリーなどがあります。ここのトイレはすごくきれい!
日が落ち、あたりも暗くなり始め、夕食の準備をします。
このキャンプ場に来る途中に買った肉とソーセージを焚き火で焼いて食べます
こんな感じで焼いて食べました。肉の脂が下の焚き火シートにたれて、焚き火シートがベトベトになってしまった・・・・
夜も更けてきて就寝します。
翌朝、たこ焼きの缶詰とパンの缶詰を食べてみました。
たこ焼きの缶詰なんてあるんですね。
パンの缶詰も柔らかくて美味しかったです。
これらの缶詰は多分防災用品のものだったと思います。こういうキャンプの時は普段食べないようなものを食べてみたくなります。
たまには こういうのを食べてみるのも話のネタなんかにはいいかもしれません。
標高のある程度高いキャンプ場とはいえ 8月の中旬はやはり暑かったです。
朝食後、しばらくして帰宅しました。
小豆島の妖怪美術館に行ってみた
今回妖怪ミュージアムに行ってきました。
土庄港から東に約1.2〜3kmくらい 行ったあたりにあります。
歩いても行けない距離ではないですが、今回は土庄港より車で行きました。
予備知識なしで行ったため、最初、大きい美術館的な建物がドンと立っているようなイメージを持っていたですがそういう所ではありませんでした。土庄の街中にある数軒の古民家や倉庫などを改装してそれらをまとめて1つの「妖怪美術館」としてオープンさせているという感じです。
そのため車で行くと妖怪美術館がどこにあるのか、車はどこに停めればいいのかよく分からないまま周辺をウロウロしてしまうことになりかねません。
とりあえず下の写真が妖怪美術館の受付・ミュージアムショップです。
写真を見てもわかるように受付建物前の駐車場のスペースは狭く5台分しかありませんでした。ただ、少し離れたところに第2駐車場もあるようです。
そしてここはあくまで 受付であり入場料を支払い妖怪美術館の説明を受ける場所です。展示館は別の場所にあります。そういう説明をここで受けます。
入場料は 大人1人 2900円 子供1人 1450円 小学生以下 無料
とかなり高め(2021年3月現在)
でもネット割引で大人2500円 子供 1250円という チケットもあるみたいです。
知らなかったので自分は定価でチケット買いましたが。
お金を支払うとスタッフからこの美術館の説明を受けます。
1〜4号館の4つの場所からなる美術館なので、最初はこの1号館の建物に行って、次はここの2号館に行って、次はここに行ってください・・・・・というように地図を渡されて説明されます。
そして音声ガイドを使用しての見学になるのでスマホにアプリをダウンロードしてくださいとも言われました。
なおそれぞれの建物にはスタッフはいません(スタッフがいるのは受付の建物のみ)。そのため建物に入るために入り口のドアで地図に記載された暗証番号を入力し鍵を開け、中に入るという仕組みです。
これをお客さん1人1人に説明するみたいなのですが、お客さんの人数が多いと大変ではないんだろうかと思いました。
とりあえず最初に1号館へ
ここが1号館、受付からの距離はすぐです。徒歩1分くらい。何かのお店か事務所を改装したようなところなのかなと思いました。知らんけど。トイレもあるのでここで済ませておきました。
ここで音声ガイドのアプリをダウンロード。展示物の説明が聞けるようになります。しかしイヤホンがないと周りの人にも迷惑?になりそうだし、しまったイヤホン持って来ればよかったと後悔しました。音量を最小限にしてスマホを耳に当てて聞いてました。
しかし周りのお客さんを見ると特にスマホ使ってなかったような。まあ使わなくても見れますかな。
1号館を出て次は2号館へ。近いのですぐに着きます。
土庄の町の中を歩いて行くことになりますが、この区域は路地裏などが入り組んでて「迷路の街」という名前があるようです。「迷路の街」の中に妖怪美術館が点在してるような感じでしょうか。下の写真が2号館。
気味の悪い妖怪オブジェがたくさんあります。
作りがかなり精巧な妖怪の人形などがたくさんあります。こんなんが夜 夢に出てきたらうなされそうです。
2号館を出て次は3号館へ。3号館は受付の建物の近くにあり、また戻って行くような感じになります。3号館へ行く途中にちょっと寄り道して西光寺に立ち寄りました。
高台にあるお堂に行くとそこから見える景色はなかなか良いものでした。西光寺をでて3号館へ。
3号館は入り口が通り沿いになく、狭い路地裏沿いにあります。上の写真の矢印に沿って中へ。
この緑のシートの上を歩いていった奥に入り口のドアがあります。めっちゃわかりにくい。
小豆島では妖怪の立体造形作品を募集していて受賞作品には賞金なども出るようです。今はもう募集は終わってるとは思いますが、またやるのかもしれません。多分。3号館では応募作品はたくさん展示されていました。
作品は世界中から応募があったようです。上のような応募作品がたくさんあります。レベルの高いものが多いです。なんか彼岸島とかに出てきそうな妖怪です。
妖怪たちがどのように人間をおどかすかを話し合う会議らしいです。
3号館を出て4号館へ。この2つは隣り合っててすぐ4号館に入れます。4号館はまっくらで、その中で天井に描かれた妖怪画をみるコンセプトのもののようです。
4号館はお化け屋敷のような雰囲気です。階段を登り天井画の間へ。暗い中、床に段差があったりするので結構あぶないと感じました。本当に気をつけたほうがいいと思います。
このような暗い部屋の中に寝転んで天井に描かれた妖怪画を見るというものです。写真はまだ明るく見えますが、実際に行くと本当に真っ暗で 誰かを踏んづけてしまいそうで、そういう怖さの方もありました。最初は暗くて何も見えませんが目が慣れてくると天井の妖怪の絵が見えるようになってきます。
4号館を出ると、そこは最初のチケットを買った受付の建物の前でした。あーここに出るんだと思いました。
刺さる人には刺さる美術館だと思います。立体造形作品が好きな人などにとってはいい刺激を受けるようなところだとは思うし、ただ入場料がもう少し安ければなあ。。とは思いました。
小豆島を含めた瀬戸内海の島々では定期的に瀬戸内国際芸術祭を行なっており、この妖怪プロジェクトもそういう一環なんだと思います。瀬戸内の地域の活性化や島おこしにもなっていてこういう活動もどんどん活発になれば地域経済に貢献して行くんだろうなと思いました。